Preserving Local Vegetables
地元野菜の保存
伝統野菜(品種)は、農家の皆様が地域の自然条件に適応した種を選び、そして代々引き継がれてきた宝物だと考えています。その野菜たちを使ったものが、地域で親しまれる郷土料理ではないでしょうか。
しかし、伝統野菜といえども、経営が成り立つ収量や価格になっていないものも多く、作り手が減少しているのが現実です。
私たちは、伝統野菜を次の世代に引き継ぐことも会社の使命と考えており、種の生産確保に加え、野菜生産から有利販売までの経営モデルを作りたいと努めています。
主に松江市東部の津田地区一帯で昔から栽培されるている「まが玉状」の赤カブのことで、その歴史は古く、松江藩松平直政公の時代(1600年中頃)から栽培されていたそうです。安藤農園は、自社採種のにより赤色で良型のカブだけを選抜して種として販売しています。
津田かぶ
白ナスは、味の良さ、耐病性が強く、栽培が容易なことから広く作られていましたが、残念ながら紫色のなすほどの知名度はありません。近年、四国の一部地域で、弊社が保存してきた白ナスの美味しさに惹かれて産地化をしている地域があります。